ヴェゼル、ヴェゼルハイブリッドはコンパクトSUVという括りで販売されていますが、実際にコンパクトSUVは、どのくらいのサイズやスペックなのか気になりますよね。
 
ヴェゼル、ヴェゼルハイブリッドはコンパクトSUVながらも、3ナンバーサイズで思いのほか広々空間のため運転がしやすい車になっています。
 
また、スペック面も、3ナンバーサイズでありながら燃費は非常に良く、安全性能には「ホンダセンシング」を搭載することでとても優れており、大衆車の中でも上級な車だと思います。
 
そんな優秀なヴェゼル、ヴェゼルハイブリッドのサイズやスペックを、今回は一部をグレード別にご紹介していきます。ぜひ自身のニーズや好みに合うヴェゼルを見つけていってくださいね。
 

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■ヴェゼル(ガソリン車)のサイズとスペックは?

引用元:https://www.honda.co.jp/VEZEL/webcatalog/styling/3d/

まずここで、ヴェゼル(ガソリン車)のサイズとスペックで、GグレードとRSグレードの二種類を紹介していきます。
 
グレードは違えど、全て車はヴェゼルなので極端に変わることはありませんが、どんな所がグレードによって異なるかを見ていきましょう。

・G Honda SENCING (FF)

  • 全長4,330mm 全幅1770mm 全高1605mm
  • ホイールベース 2,610mm
  • 1.5L i-VTEC
  • オートマチック車
  • 車両重量1,180kg
  • エンジン種類 水冷直列4気筒横置
  • 総排気量1,496cc
  • 最高出力(kW/[PS]/rpm) 96/[131]/6,600
  • 最大トルク(N/m[kgf/m]rpm) 155/[15.8]/4,600
  • 燃費 21.2km/L
  • 走行装置 CVT
  • タイヤ 215/60R16/ 95H

 
Gグレードに限らず、ヴェゼル(ガソリン車)のスペックは、FFの場合ほぼ上記と同一になります。CVTは今やほとんどの車が主流なので、乗り心地の想像はつきやすいと思います。
 
ヴェゼル(ガソリン車)とヴェゼルハイブリッドのスペックの大きな違いとしては、この走行性能かもしれません。CVTの減速時のカクカクした感覚は、好みが分かれると思います。
 
そして車体サイズは3ナンバーサイズですが他のコンパクトカーと変わらない位の車体の重量で、燃費も20km/L超えです。
 
排気量は約1.5Lですが、ヴェゼルは1.5Lクラスとは思えないパワフルさがあり、長距離運転でも全く問題がないと言えます。
 
競合車のトヨタ「CH-R」より、若干車体サイズは小さめで、排気量もCH-Rは1.8Lなので、ヴェゼルと少しパワーや乗り心地は異なると思います。

・RS Honda SENCING (FF)

  • 全長4,340mm 全幅1790mm 全高1605mm ※
  • ホイールベース 2,610mm
  • 1.5L i-VTEC
  • オートマチック車
  • 車両重量1,210kg ※
  • エンジン種類 水冷直列4気筒横置
  • 総排気量1,496cc
  • 最高出力(kW/[PS]/rpm) 96/[131]/6,600
  • 最大トルク(N/m[kgf/m]rpm) 155/[15.8]/4,600
  • 燃費 20.2km/L ※
  • 走行装置 CVT
  • タイヤ 215/60R16/ 95H

 
続いてRSグレードのスペックですが、米印(※)部分のみ、Gグレードと異なります。RSグレードは見た目がGグレードと異なることもあり、約40万円程の価格差があり、少し割高です。
 
しかし、スポーティなRSグレードですが、見た目の違い以外ほとんどスペックには異なる点が無いのが難点です。少し馬力やトルクのアップがあってもいいのでは、と個人的には感じます
 
また、見た目のエアロパーツなどがあることから、若干ですが燃費は低めになります。

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■ヴェゼルハイブリッドのサイズとスペックは?

引用元:https://www.honda.co.jp/VEZEL/webcatalog/styling/3d/

続いて、ヴェゼルハイブリッドのサイズとスペックは、XグレードとZグレードの二種類をご紹介します。

・HYBRID X Honda SENCING (FF)

  • 全長4,330mm 全幅1770mm 全高1605mm
  • ホイールベース 2,610mm
  • 1.5L i-VTEC+i-DCD
  • 7速オートマチック車+パドルシフト
  • 車両重量1,300kg
  • エンジン種類 水冷直列4気筒横置
  • 総排気量1,496cc
  • 最高出力(kW/[PS]/rpm) 97/[132]/6,600
  • 最大トルク(N/m[kgf/m]rpm) 156/[15.9]/4,600
  • 燃費 26.0km/L
  • 走行装置 7AT
  • タイヤ 215/60R16/ 95H

 
HYBRID Xグレードは、ヴェゼルハイブリッドの中でもちょうど中間あたりを位置しているグレードです。若干、車体重量がヴェゼル(ガソリン車)とは異なりますが、ほぼ変わりなしといって良さそうです。
 
しかし、ハイブリッド車ということもあり、走行性能や燃費は大きく異なります。カタログ掲載の燃費だと、26.0km/Lで、ガソリン車よりも燃費面は格段にいいことが分かります。
 
そして7速オートマチックでかなり運転はスムーズで、長距離の走行などの負担は少ないでしょう。CVT特有の、カクカクする減速時の不快感はなく、細かくギアが変速してくれるので、運転がとてもしやすいです。
 
またヴェゼルハイブリッドには、ガソリン車タイプと異なり、パドルシフトでの走行が可能で、運転する楽しさも存分に味わうことが出来ます。

・HYBRID RS Honda SENCING (FF)

  • 全長4,340mm 全幅1790mm 全高1605mm ※
  • ホイールベース 2,610mm
  • 1.5L i-VTEC+i-DCD
  • 7速オートマチック車+パドルシフト
  • 車両重量1,310kg ※
  • エンジン種類 水冷直列4気筒横置
  • 総排気量1,496cc
  • 最高出力(kW/[PS]/rpm) 97/[132]/6,600
  • 最大トルク(N/m[kgf/m]rpm) 156/[15.9]/4,600
  • 燃費 25.6km/L ※
  • 走行装置 7AT
  • タイヤ 225/250R1508/ 958V ※

 
HYBRID Xグレードと異なる部分は※が付いています。RSグレードは、ヴェゼルハイブリッドの中で一番価格が高いグレードとなっています。
 
ヴェゼル(ガソリン車)のRSグレードとは違ったアクセサリーや剛性パーツが付いており、十分なスペックだと思います。排気量はもちろん変わらずですが、ハイブリッド車のパワフルなモーターで運転も快適です。
 
こちらもガソリン車のRSグレード同様に、残念ながらほぼ馬力やトルクは変化無しですが、その部分を補えるような見た目とスペックなので、満足度は高いかもしれません。
 
ガソリン車のRSグレードと迷っている方は、ハイブリッドのRSグレードをオススメします。

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■ヴェゼル、ヴェゼルハイブリッドのオススメグレードは?

引用元:https://www.honda.co.jp/VEZEL/webcatalog/styling/3d/

ヴェゼル、ヴェゼルハイブリッドの中でご紹介した4種類のグレードをふまえて個人的にオススメなグレードは、「HYBRID Xグレード」です。
 
ヴェゼル(ガソリン車)もヴェゼルハイブリッドも、全て排気量が同じでグレードで差別がされておらず、「ガソリン車がいいか」「ハイブリッド車がいいか」という所をはじめに検討する必要があります。
 
それは他の車種でも言えることかもしれませんが、最近の国産車はグレードによって排気量が異なることが多いのです。そのため、パワーや税金の違いも踏まえて購入検討が出来ます。
 
しかし、残念ながらヴェゼル、ヴェゼルハイブリッドには排気量のバリエーションはありません。したがって、やはりインテリアもエクステリアも、スペックも長い目で見て満足度が高いのは「ヴェゼルハイブリッド」です。
 
価格はガソリン車よりも割高ですが、ハイブリッドが良いという決め手は、「試乗」するとすぐに分かります。7速オートマの運転のスムーズさ、静粛性はかなり良く、シートの乗り心地も高級車のような感覚を味わえます。
 
HYBRID Xは、ヴェゼルハイブリッドの中でも価格や燃費、装備品も考慮すると個人的には「完璧」です。
 
しかし、ヴェゼル(ガソリン車)も、安全性能のホンダセンシングが常備されていたり、燃費もガソリン車の中ではとても優れていますので、ぜひ選択肢に入れることは忘れないようにしてくださいね。

■ヴェゼル、ヴェゼルハイブリッドのスペックのまとめ

引用元:https://www.honda.co.jp/VEZEL/

いかがでしたか?ヴェゼル、ヴェゼルハイブリッドのスペックには大きな差が無いことが分かったと思います。
 
コンパクトSUVという括りの中では、スペックが高めですが、他車に埋もれてなかなか目立たないヴェゼルなのが少し残念ではあります。
 
でも実はとても優秀な車なので、気になった方はぜひディーラーで実車を見て頂きたいです。
 
特にヴェゼルハイブリッドは、運転するのが楽しい!と思わせてくれるようなパドルシフトや内装のデザインがあったり、男女問わず馴染みやすい車だと感じます。
 
ぜひ、ご自身の用途や好みに合ったヴェゼル、ヴェゼルハイブリッドを選んでくださいね。

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