ヴェゼルハイブリッドは、ヴェゼル(ガソリン車)に比べると、約40万円くらい車体価格が高くなります。約40万円高いと、そもそもヴェゼル、ヴェゼルハイブリッドのどちらにしようか考えてしまいますよね。
新車購入では、中古車購入の時よりも値引き額の幅が効くので、ハイブリッド車の”高い”という印象を少し変えられる可能性があります。
では、実際にヴェゼルハイブリッドは、どのくらいの値引き額になるのでしょうか?
今回は、ヴェゼルハイブリッドの値引き額のご紹介の前に、改めてどんな人がハイブリッド車の購入に向いているのかもご紹介します。続けてグレード別の値引き額の目標額はどのくらいなのか、そしてそこを踏まえてどのグレードがオススメなのかをご紹介していきます。
目次
■ヴェゼルハイブリッドはどんな人に向いている?
引用元:https://www.photo-ac.com/
ヴェゼルハイブリッドは、冒頭でも申し上げた通り、ハイブリッド車ということもあって、約40万円ほど、ガソリン車のヴェゼルよりも高価になります。
これはヴェゼルハイブリッドだからという訳ではなく、国産車のほとんどが、ガソリン車とハイブリッド車に約40万円ほどの価格差があるのが実態です。
40万円というと、タイヤや他のオプションパーツが沢山追加できる金額だと思うので、まずどんな人にヴェゼルハイブリッドがオススメできるか、改めてご紹介します。
・ヴェゼルハイブリッドを購入後、10年以上所有を考えている人
車は、メンテナンス費用を省いて簡単に考えると、乗れば乗るだけお得になります。
これは当然のことかもしれませんが、ハイブリッド車に乗っても5年程しか乗ることを考えていない人には不向きと言えるでしょう。
ハイブリッド車が金額面で”お得”と感じられるのは、現在は10年以上という長期間で乗ることなのです。現在は、ハイブリッド車の約40万円上乗せの元を取ろうとする考えは、とても難しいのが現状です。
走り出しのスムーズさや静粛性を重視したい人は、例え金額面でお得と感じられなくても、ハイブリッド車を所有するのに向いているでしょう。
・ヴェゼルハイブリッドを購入後、長距離運転や外出時の行動が車メインの人
1つ目にご紹介した、”10年以上所有”というのに併せて、ハイブリッド車は長距離を走行することによってもお得と感じられます。ガソリン車よりもハイブリッド車は、長距離走行にとても適していて、燃費がとても良いのです。
通勤のみやお買い物だけの短距離走行だと、ハイブリッド車の燃費の良さを感じることはほとんどないといっても良いでしょう。
ハイブリッド車は、長期間所有かつ、長距離運転をする方にもっともオススメできます。
・小さなことからコツコツと、環境に配慮したい人
結構忘れがちな事ですが、ガソリン車に比べてハイブリッド車は環境配慮に適しています。
排気ガスが深刻な時代で、ハイブリッド車が本来一番の売りにしたいのは、この”環境配慮”なのではないかと思います。
自分自身ができることはかなり微量ですが、毎日のカーライフで、少しでも環境に配慮した生活を送ることが一人一人に求められています。
近い将来、ハイブリッド車や水素自動車が主流になる日本で、環境に配慮した車に乗ることが抵抗なく送れるように、今からハイブリッド車に乗って、その魅力を知るのもいいかもしれません。
燃費や生活面のコスト以外でも、ハイブリッド車の良さを知ることが重要だと思います。
■ヴェゼルハイブリッドの値引き額はどのくらい?
引用元:https://www.honda.co.jp/VEZEL/
ヴェゼルハイブリッドにどんな人が購入に向いているのかを改めて考えたところで、実際に購入したい!となったら、重要になる値引き額。
どのくらい値引きが可能なのか、グレードによって値引き額が異なるのかをご紹介します。
・ヴェゼルハイブリッドの値引き額
ヴェゼルハイブリッドの新車購入で、最初の商談で車体価格から値引きされる大体の金額は、「10万~20万円くらい」です。
これはどの国産車のメーカーも同じくらいだそうで、特に購入者から値引き交渉がない限りは、このくらいの金額で話が進んでいくようです。
しかしヴェゼルハイブリッドは、ガソリン車よりも40万円程高く、ヴェゼルハイブリッドの一番ベーシックなグレードの「VEZEL HYBRID・Honda SENCING」の価格は¥2,460,000~になるので、10万円~20万円の値引き額と言われてもあまりお得には感じられませんよね。
これはグレードによって値引き額が大幅に異なる、ということでも無いようです。
・ヴェゼルハイブリッドの値引き交渉のポイントは?
それでも値引きしてほしいのが購入者の願いですよね。
10万~20万円の車体価格の値引きは、ひとまずディーラーマンに頑張ってもらうのを前提とし、これ以上に値引きを交渉したいという人は、やはり”グレードを上げて購入する”ことや、”オプション値引き”、”他社SUVとの比較”が狙い目です。
車体価格からどんどん値引きしていくのは、メーカー側はとても難しいようです。
そこで、グレードを1つ上げ、購入価格を上げてから値引き交渉をすると、ディーラーマンも対応しやすいようです。
他に、オプション追加をして、これも購入価格を上げるということに繋がりますので、実質値引きが可能です。
値引き交渉がそもそもしづらい、したことがない、という方は、他社のSUV車の見積書と比較をさせることが一番しやすいかもしれません。
目標金額は、車体価格値引きの10万円~20万円に加えて更に、10万円~20万円位の値引き交渉が出来れば上出来と言えます。
値引き交渉は、ディーラー側も許容範囲なので、無理ない値引き交渉をぜひしてみましょう。
・ヴェゼルハイブリッドのオススメグレードは?
値引き額のことも踏まえて、ヴェゼルハイブリッドで一番オススメといえるグレードは「VEZEL HYBRID Z・Honda SENCING」です。
ヴェゼルハイブリッドの中では上位グレードで、車体価格も高価にはなりますが、リセール価格(買取価格)も、他のヴェゼルハイブリッドのグレードに比べて高いようです。
内外装の高級感や充実感は文句なしで、ナビを追加するだけでもかなり仕上がりの良いグレードです。価格は高価ですが、値引き交渉はとてもしやすいかもしれません。
■ヴェゼルハイブリッドの値引き額のまとめ
引用元:https://www.honda.co.jp/VEZEL/
今回は、ヴェゼルハイブリッドの値引き額、目標額のご紹介と、それを踏まえたオススメのグレードのご紹介をさせて頂きました。
また、ハイブリッド車の購入には、どんな人が向いているのか改めて知ることができたと思います。今回ご紹介したことのポイントをまとめると
- ハイブリッド車は主に長期間乗る人、長距離を乗る人に向いている
- ハイブリッド車は環境配慮に適している
- ヴェゼルハイブリッドの車体価格の値引き額は、10万円~20万円
- ヴェゼルハイブリッドの目標値引き額は、車体価格の値引きとさらに10万円~20万円
- ヴェゼルハイブリッドの”Zグレード”は、リセール価格も値引き額も高価な可能性がある
以上の5点を参考に、ヴェゼルハイブリッドの値引き交渉をしてみてください。
その前に、まずヴェゼルハイブリッドが、ヴェゼル(ガソリン車)と比べてどちらが自身に合っているかを考えてみましょう。
自分なりの”お得”を見つけて、購入検討をしてみるのも良いかもしれませんね。